ついに、カナダで遺言書(英語:Will)を作るために、先日、弁護士のオフィスに行ってきました。
海外生活をしていると、日本ではあまり考えなかったことにも向き合う機会が増えますが、
今回の遺言書作成もそのひとつです。
「遺言書なんて、早いんじゃない?」て、思う気持ちもあって、なかなか行動に移れず、、、
ここ何年も作成しないといけないと思いながら、時間が経ってしまいました。
でも、やはり作っておくと一安心だと思います。
弁護士さんとの初ミーティング

カナダでは、年齢に関係なく、遺言書を作っておくのが普通になっています。
それというのも“もしもの時に家族を困らせないための準備”という考え方が、根付いているからこそです。
今回、初回の弁護士さんとのミーティングで、どんな事を話したかというと、、、
自分が、亡くなった場合
下記のような事で、誰に何がいく事になるのか明確にするようにという宿題を出してくれました。
亡くなった場合
- 持ち家、車、宝石類などを誰に渡すか明確にする。
- 生命保険をかけている場合、誰が受け取るのかを明記する。
- 長年貯蓄をしているRRSP(Registered Retirement Savings Plan)やTFSA(Tax-Free Savings Account)を誰が受け取るのか明確にする
- 各銀行口座を明記し、誰が受け取るのか明記する。
- どんな葬儀をして欲しいのか。
そして、これらの遺言を実行する人(英語:Executor)を誰にするかなどを話しました。
自分で、物事の判断が出来なくなった場合
また、物事の判断が出来なくなった場合もどうするのか、聞かれました。
- 誰をPOA(Power of Attorney・委任状 / 代理権)にして、代わりに今後の判断をしてもらうか?
- その場合、POAの人への費用は、どうするか?
自分の家族構成によっても、考えることも変わってくると思いますが、色々と考えさせられたミーティングでした。
印象的だったのは、「人生が変われば、遺言書も変える」という考え方。
引越し、結婚、離婚、家族構成の変化など、その都度アップデートするものだそうです。
例を挙げると、、、
- 結婚・離婚
- 事実婚(コモンロー)の開始・解消
- 子どもの誕生・養子縁組
- 相続人や受遺者の死亡
- 大きな資産の取得・売却(不動産・事業など)
- 他州への移住
- 相続税や州法の改正
だから、3〜5年毎には、遺言書の見直しが必要になるようです。
さいごに
今回、実際に弁護士に会ってみて、遺言書は“終わりのための書類”じゃなくて、
今の生活を安心して、続けるためのものなんだなぁと、つくづく感じました。
人生って、本当に何が起こるか分からないから、、、
またひとつ、カナダでの学びが増えた一日でした。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

