ツェルマットでの山旅を終え、名残惜しくも次の目的地、スイス中部の美しい湖畔の街「ルツェルン(Lucerne)」へ向かいました。
今回はその移動の様子と、ルツェルンでの観光についてご紹介します。

【移動】ツェルマット → ルツェルン

ツェルマットでの滞在を終え、次の目的地は、ルツェルンの街。ユーレイルパスを利用して、列車で移動です。
- 所要時間:約3時間30分
- 乗換え:通常は2回(ヴィスプ&ベルン)
- おすすめ時間帯:午前中の出発で、午後からルツェルン観光が可能
ツェルマットを出発して、のんびりと列車の旅を楽しみます。途中の風景は、どこを見ても絵ハガキのような世界。
無事、列車にさえ乗ってしまえば、次の目的地に到着だから、安心。
【到着】ルツェルンの第一印象

宿泊先のチェックインまで時間があったので、スーツケースを預けて観光です。
あいにくコインロッカーが全て一杯でした。でも駅の2階で、7時までなら荷物を預かってくれるという事なので、お願いしました。その料金、確か20ユーロ。
ルツェルン駅に降り立つと、目の前には湖(フィアヴァルトシュテッテ湖)と中世の街並みが広がります。
景色が、山から湖に変わりました。
【ルツェルン観光】おすすめスポット5選
① カペル橋(Kapellbrücke)
ルツェルンの象徴ともいえる木造の屋根付き橋。1993年の火事で大部分が消失したそうですが、翌年に再建されたそうです。
川面に映るその姿はとても美しく、写真映え間違いなしです。橋の内部には、ルツェルンの歴史を描いた絵画も並んでいて見応えがあります。
② ライオンの記念碑(Löwendenkmal)
岩壁に刻まれた悲しげなライオン像は、フランス革命時期にフランスのチュイルリー宮殿で王家を守り、勇敢な死を告げたスイス衛兵の戦死を偲んでつくられた記念碑。世界的に有名な記念碑の一つだそうです。
静かな池のほとりにあり、岩壁を削って作られています。
このライオンの記念碑を初めて見た時は、あまりの迫力に言葉を失ってしまいました。
③ 旧市街の散策
旧市街を散策すると、石畳の道、スイスらしいお店が並んでいて、また可愛いカフェやバーも目に付きます。
歩いているだけで、中世にタイムスリップしたかのような気分になります。
④ ムーゼック城壁(Museggmauer)
街を囲むように今だに残る城壁。
この城壁へは登ることが出来るので、城壁へ登って、ルツェルンの街と湖を一望です。
さいごに
ツェルマットのような大自然の雄大さとは違った魅力がある街、ルツェルン。
ドイツへ行く前にうまく立ち寄れる事が出来ました。
歴史、文化、そして美しい景色がギュッと凝縮されていて、1泊2日でも満足度の高い旅行になりました。
また一つ素敵な思い出が出来ました。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。