海外旅行で、パスポートや財布の管理には気を配っていても「預け荷物のタグ」まで、意識している人って、実は意外と少ないかもしれません。
しかし最近、カナダの空港で話題になっているのが “a baggage-tag switching scheme”。つまり「荷物タグのすり替え犯罪」です。
過去1年間で、カナダ発の便に搭乗していた乗客、少なくとも17人が麻薬密輸の疑いで拘束されました。
彼らの荷物タグが麻薬が詰まったスーツケースのものとすり替えられていたのだそうです。
最終的には、全員が無実で釈放されましたが、なかには手錠をかけられ、逮捕され、海外で拘留された人もいたそうです。
今回は、この少し不気味な手口について、旅行者目線でわかりやすくまとめてみます。


荷物タグすり替えとは?

空港でスーツケースを預けると、航空会社のスタッフがバーコード付きの荷物タグを取り付けます。
このタグには、搭乗便や目的地などの情報が記録されています。
「タグすり替え犯罪」は、そのタグを別の荷物と交換したり、貼り替えたりすることで、荷物を不正に移動させる手口のことなんです。
例えば、、
- 他人の荷物を別の都市へ送る
- 禁制品や盗品を運ぶ
- 荷物を故意に紛失扱いにする
- 本来の持ち主になりすまして、受け取る
など、さまざまな犯罪に悪用される可能性があるようです。
同僚のご近所さんもどうやら、スーツケースをすり替えられたそうです。
そして、彼女のスーツケースの中身は麻薬で一杯だったそうで、その後刑務所で一年半過ごしたらしいという話を聞きました。
本当に怖すぎますよね。
カナダで注目された理由
カナダでは近年、主要空港で荷物管理のセキュリティ強化が進められています。
その背景の一つとして、タグの不正利用や組織的な荷物操作への警戒があります。
特に国際線の多い空港では、膨大な数のスーツケースが流れているため、小さな異変に気づきにくいとも言われています。
旅行者にとっては、「自分の荷物はちゃんと目的地に着くだろう」という安心感が当たり前ですが、その“当たり前”を悪用する人たちが存在するわけです。
実際に旅行者ができる対策
さて、「荷物タグのすり替え犯罪」に対してどんな対策が出来るかというと、、、
荷物タグの写真を撮る
預けた直後に、荷物全体、タグの番号、バーコード、行き先、乗客名が見える写真をスマホで撮っておくと、トラブルがあった時、役に立つかもしれません。
私の荷物と荷物のタグは、「こんな風だよ。」って、証拠が見せれます。
スーツケースの重さの写真、または動画を撮っておく
空港でのチェックインの際に、スーツケースの重さを測った時の写真、または動画を撮っておく事。
スーツケースを変えられたとしたら、そのスーツケースの重さが違う事が証拠になります。
スーツケースを目立たせる
空港では、黒いスーツケースが圧倒的に多く、“目立たないこと”が逆にリスクになる場合もあるようで
タグすり替えのような不正行為では、他人の荷物に紛れ込みやすい色が狙われやすいと言われています。
「a baggage-tag switching scheme(荷物タグすり替え犯罪)」で狙われやすいのは、一般的には 黒・ネイビー・グレー系のスーツケース が多いと言われます。
だから、逆にスーツケースを目立たすように派手なベルト、ステッカー、リボン、カバーなどをつけて、見やすくしておくと、取り違えの防止にもなります。
私が、新しく購入したスーツケースの色は、ベージュ系。
「失敗したかなぁ。もう少し暗い目の色だったら、良かったかなぁ。」と購入した後に思ったのですが、こんな犯罪の事を考えると、ベージュの色で良かったなぁと思いました。


到着後、すぐタグを確認する
荷物受取所では、名前、行き先、フライト番号を確認。
疲れていると、ついつい怠ってしまいますが、ここで本当に自分のスーツケースか確認しておく事がかなり重要になります。
AirTagなどの追跡デバイスを使う
私もヨーロッパ旅行へ行くときは、スーツケースが盗まれるかもしれないとAirTagを利用しました。
このような犯罪にも小型トラッカーをスーツケースに入れると、万が一スーツケースが別の国へ送られたり、空港内で止まっていたり、盗難された場合などに位置確認ができるので便利です。
さいごに
旅行する時のスーツケースには、服、お土産、旅行に必要なものが沢山詰まっています。
だからこそ、空港での荷物管理は「航空会社任せ」で終わらせず、自分でも少し意識することが大切なのかもしれません。
カナダで話題になった「荷物タグすり替え犯罪」は、海外旅行が身近になった今だからこそ、多くの人に知っておいてほしいと思いました。
皆さんもくれぐれも気をつけて、旅行して下さいね。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

