オンタリオ州に在住の私。
だから、家賃や住宅価格が高いことには、ある程度慣れているつもりです。
「カナダで暮らすなら、住宅費が高いのは仕方ない。」
いつの間にか、そんなふうに思うようになっていました。
でも最近、ふと気になったのは、レクリエーションスタッフがアルバータ州へ引っ越して行ったから、、、
彼の理由はというと、お兄さんがアルバータ州にいて、家賃や家の価格もオンタリオ州に比べると、比較的安くって住みやすいという。
だから、私も「アルバータ州って、家賃や家の値段はどのくらいなんだろう?」って、思ってしまいました。
アルバータ州といえば、ロッキー山脈、広い空、カルガリー、エドモントン。
自然のイメージが一杯で、石油があるので裕福なイメージの州です。
でも、実際に暮らすとなったら、やっぱり気になるのは住宅費。
そこで、オンタリオとアルバータの家賃と住宅価格を調べてみました。
まずは家賃を比べてみる

Statistics Canadaが発表した2026年第1四半期のデータによると、2ベッドルームの平均募集家賃は、下記のような結果です。
オンタリオ州
- トロント:約$2,660
- オタワ:約$2,350
アルバータ州
- カルガリー:約$1,900
- アルバエドモントン:約$1,580
つまり、同じ2ベッドルームでも、トロントとエドモントンでは月$1,080ほどの差があります。
年間にすると、なんと約$13,000!これは、大きいですね。
そう思うのは、私だけではないはずです。
オタワとカルガリーを比べても結構違う
オンタリオ州のトロントだけが高いわけではないのです。
オンタリオ州の首都であるオタワも、2026年第1四半期の2ベッドルーム募集家賃は約$2,350。
一方、カルガリーは約$1,900。
差は約$450。
月$450なら、「まあ、それくらい」と感じるかもしれない。
でも1年間で考えると約$5,400。
5年間なら、単純計算で$27,000。
もちろん、その間に家賃が変わったり、引っ越したりするので単純比較はできない。
それでも、毎月の固定費として考えると、この差は無視できないと思います。
じゃあ、家を買うなら?

ここからが、さらに気になったところ。
「家賃だけじゃなくて、家そのものの値段は?」
2026年第2四半期のデータを見ると、カルガリーの一戸建ての中央値は約$705,500。
一方、トロントでは一戸建ての中央値が約$1,175,000。
その差はなんと約$469,500。
ほぼ$50万近い差です。
数字だけ見ると、「アルバータ、すごく安くない?」と思ってしまいます。
トロントとカルガリーでは、住宅市場も地域も違って、家の大きさ、立地、土地、築年数、学校区など、単純に価格だけを比較することはできないと思います。
それでも、「家を買う」という選択肢を考えたときに、アルバータ州の方が魅力的に見えてくる理由は分かる気がします。 (CreaStats)
オタワと比べて
「トロントと比べれば安いのは当たり前かな?」
そう思ったので、今度はオタワとも比較してみました。
2026年第2四半期のオタワの一戸建て中央値は約$812,500。
カルガリーは約$705,500。
差は約$107,000。
トロントほど劇的ではないけれど、それでも10万ドル以上違。
そしてアルバータ州のエドモントンと比べると、さらに価格は下がる。
2026年第2四半期のエドモントンの一戸建て中央値は約$525,000。
カルガリーよりさらに約$180,000安い。 (CreaStats)
もちろん、家が安い=生活費が安い、ではない
ここは大事なところは、住宅価格だけを見て、「アルバータのほうが絶対に得!」とは言えないと思います。
車を持つなら、ガソリン、保険、メンテナンスなども必要になる。
住む場所によっては、オンタリオ州より車への依存度が高くなる。
そしてカルガリーとエドモントンでも住宅価格は違う。
アルバータ州だからといって、どこでも同じような価格で家が買えるわけではない。
さらに、家を買うなら住宅ローン金利、固定資産税、保険、修繕費なども考えなければならなくなります。
固定資産税も都市(市町村)によって異なりますが、家の価格が高いオンタリオ州に比べるとアルバータ州の方が家の価格も低いので、固定資産税も低くなるようです。

さいごに
今回、家賃と住宅価格を調べてみて一番感じたのは、30代のレクリエーションスタッフが、アルバータ州へ引っ越したのは、思っていたより現実的な選択かもしれないという事。
オンタリオ州で、家を購入するって言う事って、20代、30代の人達にとっては、かなり難しくなってきています。
でも、アルバータ州なら、その夢が現実になりやすい可能性がでてきます。
もちろん、アルバータ州にも住宅価格の上昇や家賃の問題はあると思います。
それにアルバータ州なら、もっと自然に接する事が多く、またそれが魅力の一つになるかもしれません。
こんな風にブログを書いてみると、ふとあのレクリエーションスタッフ、元気にしてるかなぁと思ってしまいます。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

