【カナダ生活・DIY】樹液を摂取し、自家製メープルシロップの作り方と使い方!

春といえば、カナダではメープルシロップの収穫時。

人気があるのは、やっぱりシュガーブッシュ(メープルの森)へ行って、その森でのツアーや食事(ホットケーキ・パンケーキなど)する事が定番です。

6年程前に旦那の姪っ子さん夫婦が、メープルシロップ作りを始めました。

だから、我が家の毎年定番になっているのが、メープルウォーター(樹液)収集のお手伝い。

私でもお手伝いできる事っていえば、バケツに蓄積されたメープルウォーターを大きなタンクに集める事です。

その後、大きなタンクに集めたメープルウォーターをシュガーシャックと呼ばれている砂糖小屋の中で、煮つめます。

目次

メープルウォーターが採取できるのは、、、

カナダ固有の13種類のメープルの木があるそうです。

思ったより、たくさんの種類のメープルがありますよね。

そのうち3種類のメープルの木からのみ、メープルウォーターが採取できるそうです。

その3種類のメープルとは、

シュガーメープル (Acer Saccharum)、ブラックメープル(Acer Nigrum)、レッドメープル (Acer Rubrum)。 この中でシュガーメープル (Acer Saccharum)から、主にメープルウォーター(樹液)が採取されます。

どれだけ溜まってるかなぁ?

メープルシロップを作ってみよう!

メープル(カエデ)の木に穴を開け、メープルウォーター(樹液)がバケツに蓄積されます。

このバケツに蓄積されたメープルウォーター(樹液)を大きなタンクに集めて、

その後、小屋(シュガーシャック)の中で煮つめます。

水分がなくなると、メープルシロップの出来上がり。

こんな感じでメープルウォーターを採取 
メープルウォーターを煮つめているところ

メープルシロップの使い方

メープルシロップの使い方は、いろいろ。

定番は、ワッフル、クレープ、ホットケーキなどにメープルシロップをかけて、食べる。

プレーンヨーグルトに少しメープルシロップを混ぜて、食べても美味しい。

砂糖の代わりにメープルシロップを利用して、料理するのも良いです。

メープルシロップの栄養成分

メープルシロップ、大さじ1杯に含まれている栄養成分は、こんな感じだそうです。

  • 0.58mgのマンガン
  • 0.29mgの亜鉛
  • 20mgのカルシウム
  • 42mgのカリウム

マンガンは、骨の補強するほか、酵素を活性化、血液の生成、消化補助、また成長や生殖に関係。

亜鉛は、新陳代謝の活性、免疫力向上、骨格の発育、抗酸化作用、うつ状態の暖和、正常な味覚の維持、生活習慣病の予防。

カルシウムは、骨や歯の主要な構成成分になるほか、細胞の分裂や分化、筋肉収縮、神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進などに関与。

カリウムは、浸透圧の調整などの働き。塩分の取りすぎを調節。

メープルシロップには、栄養成分や抗生物質も含んでいますが、糖分も多く含んでいます。メープルシロップだけを多く摂取するのではなく、栄養であるバランスのある食事をとる事がお勧めです。

さいごに

結局、私の旦那も含めてカナダ人はメープルシロップ好き。

ワッフルやホットケーキには、たっぷりのメープルシロップをかけて食べます。笑

手作りのメープルシロップだと思うと、余計に利用する機会も増えてしまいます。

メープルウォーターを採取しながら思う事って、こんなメープルウォーターを発見してくれた原住民の人達への感謝です。彼らのおかげで、現在のメープルシロップが存在するなんて、思ってしまいます。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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