フィリピン人の同僚達は、明るくて、ポジティブ。
彼女達との会話は、いつも笑いで一杯。
一緒にいると、楽しい気分にされてくれます。
そんな彼女達、いつも凄いなぁって思うのが、すごく家族を大切にして、家族想い。
稼いだお金は、自分のものじゃない
私の同僚Lは、1日に何度もカナダからフィリピンにいる母に電話するらしい。
そんな彼女が、この間、言ってた事と言えば、彼女が稼いだお金は、彼女のお金ではない。
えぇ〜って、ビックリしました。
自分で稼いだお金は、自分のものって、思っていたから。
だから、まずは、自分のお金は自分用に利用。
同僚Lは、長女で、ずぅ〜と長い間、稼いだお金の幾らかは、フィリピンに送っているそうです。
今では、給料の30%程を送金しているって。
姪っ子、甥っ子へのサポート
もっと凄いなぁって思ったのは、自分の家族だけに及ばず、姪っ子、甥っ子達の学校への授業料金も支払っていたとか。
「姪っ子、甥っ子が、私の老後を金銭的にもサポートしてくれる。」って、笑っていました。
そして、甥っ子二人が、アメリカから遊びに来たのは、去年の夏の終わり。
二人分の航空料金を支払って、カナダに招待していました。
いろんな所へ旅行にも行って、かなりの出費と彼女は呟いていました。
「仕方ないから、残業をします。」って、笑ってた。
フィリピンで家の購入
そんな同僚Lが、昔サウジアラビアで働いていた時には、フィリピンで2、3軒の家を購入したそうです。
弟や妹夫婦が、その家のリノベーションをしたり、家を常に綺麗にしたりしてくれていたらしくって。
そしたら、同僚L、何だか悪いなぁって思ってきて、最後にはその家を妹、弟夫婦にプレゼントしたそうです。
今では、これは若い頃の間違いって言って、笑っています。
最近では、また家や農地を購入していて、「その支払いの為にも頑張って働くわぁ。」っと言ってます。
年配の母に住み込みケアギバー
そんな同僚Lの母親は、糖尿病持ちで、血糖値が上がったり、またそれに加えて血圧が上がったりと大変。
母親は、妹や弟達と一緒には住みたくないっていうので、同僚Lは住み込みのケアギバーを雇っているって言ってました。
成程、そんな事も可能なんだ。
いいなぁ。
日本では、こんな風にケアギバーを雇うのは、金銭的にも困難って思う。
さいごに
日本人は、働き者っていう印象。
でもフィリピン人は、それ以上に働き者。
色々と話を聞く度、フィリピン人達の話って、参考になる。
人と人ってこんな風に助け合って、生きていくのも素敵だなぁって。
だから、今まで以上、家族や周りの人達を大切に出来るような気がする。