【海外在住・思う事】日本に実家がなくなる日は、いつか来るかもしれない

海外に住んでいると、思う事の一つに『日本に実家がなくなる日は、いつか来るかもしれない。』という事。

有難い事に私の両親は、今のところ健康で、毎日忙しそうな日々を過ごしています。

でも、年齢からいくと、、、

親もいつかはこの世からいなくなってしまいます。

そしたら、その親の住んでいた家はどうするのだろうか?って、ふと思ったりします。

目次

将来、実家に住む人

将来、誰かが実家に住むという可能性は?

家族や親戚の人達で、将来、私の実家に住む人って誰かいるでしょうか?って考えてみました。

誰かいて欲しいけど、、、

多分、誰も住みそうにない。

実際、母親の実家(私のお祖父さんの家)もまだ売らずにそのままです。

「いつか何とかしないとねぇ。」と言いながらも、そのままです。

私はというと、定年退職をしない限り、カナダに住んでいる日数の方が多くなります。

また、カナダのオンタリオ州の保険(OHIP)を今後も利用するには、やっぱり6ヶ月以内という期限付きで、カナダ国外に住む事になりそうです。

OHIP Coverage while outside of Canada

その上、旦那はカナダが冬が苦手で、冬になると南にある暖かい場所に行きたいようです。

そうなると、定年退職をしても日本に住む日数は、カナダに住む日数より少なくなる感じです。

だから、やっぱり日本に家があったとしても、一年のうち半年以上は空き家となってしまいます。

空き家になった実家を貸す

親戚の中には、空き家になった実家を貸している人達もいます。

借りてくれる人がいるのかなぁと思っていたら、、、。

うまい具合に住みたいという人達が見つかったようで、よかったなぁと思いました。

こんな風に田舎の空き家でも、なんとか住む人達が見つかるなんて、嬉しい話です。

結果的に家を売った

海外在住の人達で、様々な理由で、親が家に住めなくなった実家をどうしようかと、、、。

散々考えた結果、結局、売る事にしたという話を聞きました。

売れて良かったと思う反面、きっと寂しい気持ちだっただろうなぁと思ってしまいます。

もし、実家がなくなり、親も亡くなったとしたら、海外在住の人達の日本一時帰国の回数も少なくなりそうです。

そして、それよりも日本一時帰国のキッカケが無くなって、ますます日本が遠ざかるような気がします。

さいごに

日本の実家がなくなってしまう事は、私にとっては、何だか心の故郷がなくなるような気分です。

実家っていうと、やっぱり沢山の思い出が詰まっています。

そんな風に大切な家だけど、やっぱり時代の流れと共に手放す時が来るような気がします。

せめて、それまでは後悔のないよう、親孝行を心掛けながら、実家を大切に出来たらなぁと思います。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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