フィリピン人の友人の長男(22歳)がマッサージセラピストになりたいと、そのコースを受講。
コロナの影響で、マッサージセラピストの授業がオンラインになったり、遅れたりと、、、。
そして、友人の長男、母(私の友人)が、おばあさん(友人の母)をお風呂に入れたり、世話をしているのをみていると、介護の仕事にも興味が出てきたらしい。
マッサージセラピストへのコースから、介護士へのコースへ臨時変更。
介護士(ヘルスケアエイド、パーソナルサポートワーカー)
友人は、彼女の息子が「介護士のコースを取得してみたい。」って言ってたと、嬉しそうでした。
家族の中で誰かが、ヘルスケア関係に携わる仕事をしてくれると、彼女の肩の荷も少しは下りる。
下の世話もあるし、大変だよ。大丈夫?
うん、わかってる。
仕事内容としては、自分で身の回りの事が上手く出来ない人への食事、入浴、排泄、着替えの介助など。
介護士になるには、、、
介護士になるには、学校でコースを受講し、そして実習。
カレッジ(日本でいう短期大学のようなもの)にもよると思いますが、コースは一年内に終了し、その授業料、書籍、その他必須の費用、最大13,690ドル(約1,432,594円、10月2日現在)の財政支援で、オンタリオ州が払い戻してくれるので、最後には無料になるようです。
現在の所、来年まだこの無料プログラムがあるかどうかは分かりませんが、取り敢えず、参考ウェブサイトを下記に明記しました。
参考ウェブサイト Ontario Enhancing Personal Support Worker Training
介護士の時給
オンタリオ州では、介護士の時給は$16.50〜$25。
現在、この時給に加えて、老人ホーム(Long Term Care Homes, LTC)やコミュニティケアで働く介護士は、$3の時給の追加、そして公立病院で働く介護士は、$2の時給の追加。
だから、時給$16.50だった人は、$3の追加で時給$19.50に、、、。
私だったら、$3時給が上がったら、結構嬉しいかなぁ。笑。
参考ウェブサイト Ontario Introduces a Plan to Stay Open
On Tuesday, March 29, the Ontario government released their Plan to Stay Open, which included confirmation that temporary pandemic pay for PSWs will become permanent on April 1, 2022. It amounts to a $3 premium for PSWs and DSWs in long term care (LTC) and community care, and $2 for PSWs in public hospitals.Mar 31, 2022
さいごに
介護士は、オンタリオ州でも高需要(High-Demand)。
日本だけでなく、カナダでも今後リタイヤーし、老いていく人達の数は増える一方。
そして、そんな老人ホーム、病院などで、働く介護士の仕事は、大変。
介護士だけに限らず、ナースや医者達も、、、。
オンタリオ州が、こんな風に労働条件を少しでも改善しようとしてくれているのは、嬉しい話。
今後、この対策で介護士となった人達が、老人ホームや病院などで、長期期間働いてくれる事を祈るばかりです。