オンタリオ州、首都オタワの中心部にあるリドー運河。
2005年にギネスブックにも登録され、2007年にはユネスコの世界遺産にも指定されました。
そんな運河は、冬には水位が下げられ、氷が張ったら、全長7.8キロの野外スケートリンクに変身。
サイズ的には、オリンピック用のホッケーリンクの90個分に相当するらしい。
そして、地元の人には、野外のエクササイズ場として利用される以外に通勤の手段に利用されるとか、、、
そんな愛着ののあるリドー運河。
今年、初めてスケートができない
残念な事に今年は初めてスケートできないそうです。
通常、氷が張って、スケートをしても安全な状態になる筈が、今年はどうもその状態には達していないとの事。
グローバルニュースの主任気象学者であるアンソニー・ファーネル氏によると
- カナダ全土で「異常な」冬の季節で、気温が「浮き沈み」している
- 特にオタワには穏やかな空気が多く、「一貫した寒さ」がなかった。
NCC (The National Capital Commission )によると、リドー運河のスケートリンクは、表面の暑さが少なくとも30cmで良質の氷が張られた場合のみ、一般に公開されるそうです。そして専門家によると、その状態になるのには気温が-10度から-20度の間で、約10日から14日間、連続でその気温になる必要があるそうです。
そして、リドー運河スケートウェイの平均スケート シーズンは 50 日だそうです。
でも、年を重ねるごとにこのシーズンが短くなってきているようです。
こんな風に楽しんだスケート
何度か、運河のスケートに行った事があります。
運河のスケートリンク場にティムホートンズ(Tim Hortons)やビーバーテイルズ(Beaver Tails)などの店が、両側に並びます。
店などに加えて、スケート靴のレンタルの店も並びます。
友達と、ダウズレイク(Dows Lake)からダウンタウンまでスケートをした後、ホットチョコレートを飲みながら、英会話を楽しんだ事を覚えています。
さいごに
リドー運河でのスケートを楽しみにしていた人達にとっては、残念な年でした。
来年、スケートリンクがオープンすれば良いのになぁと、思うばかりです。
機会があれば、是非この7.8キロのリドー運河でのスケートを楽しんでみてくださいね。
最後まで、読んで頂いて、ありがとうございます。