カナダで生活していると、毎年やってくるのがタックスリターン(Tax Return)シーズン。
「今年は、いくら返ってくるんだろう?」と、ちょっとワクワクする時期でもあります。
今回は、カナダ生活の中でも毎年の恒例行事とも言えるタックスリターンの仕組みと、
実際にどれくらい返ってくるのかについて、体験も交えながら紹介してみます。
カナダのタックスリターンとは?
カナダでは、毎年、前年の所得を申告するタックスリターン(確定申告)を行います。
会社員でも基本的に自分で申告する必要があるのが、日本との大きな違いです。
申告をすると、次のどちらかになります。
- 税金を払いすぎていた → 返金(Tax Refund)
- 税金が足りなかった → 追加で支払い
多くの会社員の場合、給与から税金が多めに引かれていることが多いので、数百ドル〜数千ドル返ってくるケースも珍しくありません。
タックスリターン:日本でいう確定申告。対象者としては、カナダ市民、カナダ永住者、ワーキングホリデービザ保持者、学生ビザ保持者、ワークパーミット保持者、15歳以上、SINナンバーを所有している方となります。
返金額は人によってかなり違う
タックスリターンの返金額は、次のような要素で大きく変わります。
① 年収
当然ですが、年収が高いほど納めている税金も多いので、調整額も大きくなります。
② RRSPへの拠出
カナダの節税によく利用されるのが、RRSP(Registered Retirement Savings Plan)。
RRSPにお金を入れると、その分課税所得が減る事になるので、結果としてタックスリターンの金額が増えることがよくあります。
例を挙げると、、、
- 年収:$60,000
- RRSP:$5,000拠出
この場合、数百〜千ドル以上返ってくることもあります。
RRSPへの貯蓄金額には、限度額があるので、CRAの「My Account」または前年度の税務申告書(Notice of Assessment)に記載されている「202X RRSP Deduction Limit」を確認してください。
RRSPに入れると、リタイヤメントの時点まで、お金を引き出す事ができず、お金を引き出す際は、給料と同じように税金を引かれる事になります。
③ 学費(Tuition Credit)
学生の場合はTuition Tax Creditがあります。
カレッジや大学の学費は税額控除として使えるので、アルバイトしていた学生でもかなりの金額が戻ることがあります。
④ 各種ベネフィット
申告すると、次のようなベネフィットの対象になることもあります。
- GST/HST Credit
- Canada Child Benefit
- Climate Action Incentive
つまり、申告しないと受け取れないお金もあるということです。
実際、いくらくらい返ってくる?
カナダ在住者は、だいたいこんな感じで、返金される人達が多いです。
| ケース | 返金額 |
|---|---|
| 学生 | $200〜$1,000 |
| 社会人(RRSPなし) | $200〜$800 |
| 社会人(RRSPあり) | $1,000〜$3,000以上 |
もちろん個人差はありますが、「ちょっとしたボーナス感覚」で、楽しみにしている人も多いです。
以前、一度に2,3年分のRRSPへの貯蓄した時は、$3,000程、戻ってきた事があります。その時は、かなり嬉しかったです。
タックスリターンは、早めにやるのがおすすめ

カナダでは最近はほとんどの人が、オンライン申告(Netfile)を使っています。
よく使われるソフトに下記のようなものがあります。
- TurboTax
- Wealthsimple Tax
- UFile など。
我が家では、UFileを利用しています。
H&R Blockは、オンライン申請と対面サポートの両方が可能です。一度、利用した事がありますが、サポート料金がかかるので、複雑でなければ、自分でやってみる事もお勧めです。
早めに申告すると、2週間くらいで返金されることもあります。
さいごに
タックスリターンは、カナダ生活の楽しみの一つでした。
でも、ここ最近で返金はなく、追加で支払いという結果になるので、楽しみではなくなってきました。笑
職場で差し引かれている税金金額を増やしてもらった方が、いいかもしれません。汗
とにかく、カナダ生活をしている方は、ぜひ早めにタックスリターンを済ませてみて下さいね。
最終日は4月30日です。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

