カナダでは、安定した職場で真面目に働いていても、ある日突然、上司からミーティングに呼ばれ、解雇を告げられることもあるかもしれません。
カナダの解雇文化は日本とは大きく異り、驚かされる事も多々。
今回は、カナダで働くなら知っておきたい「仕事解雇の現実」についてお話しします。
解雇は、意外と身近な出来事
カナダでは、経営状況や組織変更、業績悪化などの理由で人員削減が行われることは珍しくありません。
実際に、
- 業績悪化によるレイオフ(Layoff)
- 部署の統廃合
- 事業縮小
- 会社の買収や再編
などの理由で、多くの従業員が職を失うことがあります。
必ずしも本人の能力や勤務態度に問題があるわけではないのです。

「今日で、最後です」と言われることも、、、
カナダでは解雇が決定すると、その日のうちに退社するケースもあります。
朝はいつも通り出勤したのに、午後にはIDを返却して帰宅することになることも珍しくありません。
仕事解雇(クビ, fire)になった

私の職場で仕事解雇(クビ, fire)になる時は、その当人が職場に働きに来た途端、マネージャーや警備員の人達が現れ、職場の外へ誘導されるパターンです。
出勤する前に連絡をしてくれたら、同僚達の目にもつかず、静かに仕事解雇になって、良いのではないかと思うのですが、今のところ、事前に連絡はなく、職場に現れたら、誘導されるパターンです。
先日も仕事にでてきた同僚が誘導されたそうです。働き出して、二、三年しか経っていない同僚で、まだ二十代だと思います。
だから、そんな彼女の事を想像しただけでも、可哀想になってしまいました。
また、役職者やマネージャーが解雇された場合、スタッフ全員へ解雇されたという内容のメールが送られてきます。
「本日付で、Xさんは、この職場では働く事がなくなりました」と言うような内容です。
みんな思う事は同じです。
「一体何があったのだろう?」しばらくの間は、職場ではその話でもちきりになります。
だって、やっぱり気になりますよね。

仕事解雇になっても、ポジティブな姿勢

仕事解雇になった人達、その後はどうしているのだろうと思ってたら、
こんな所で働き出したとか、大学・カレッジへ通い出してキャリアチェンジしているとか噂を聞きます。
そんなポジティブな姿勢で、働き出した人達へ「頑張れ!」って、励ましてあげたいって、思ってしまいます。
仕事解雇になった際は、かなりのショックだったと思います。
働いて、生活費を稼がないといけないって事もあると思うのですが、別の仕事やキャリアを見つけて頑張っているなんて素晴らしいです。
もし、解雇されたらどうする?
突然の解雇に備えて、普段から準備しておくことも大切な事だと思います。
準備さえしておけば、解雇されてもすぐに次に動く事ができるし、精神的にも気が楽だと思います。
1. 緊急資金を確保する
最低でも数か月分の生活費を確保しておくと、解雇された時に安心です。
以前パートタイムで働いていた時も職場の病気休暇がなかったから、怪我や病気をした場合の事を考えて、生活費を貯蓄しておきました。
2. 履歴書を常に更新する
いつでも応募できる状態にしておくと、次の行動が早くなります。
3. 人脈を大切にする
カナダでは紹介による採用も多くあります。
同僚や元上司との関係を良好に保つことは将来の財産になります。
4. スキルアップを続ける
資格取得や新しい技術の習得は、転職する時に強みになります。
さいごに
カナダで働いていると、解雇は決して他人事ではないと思います。
真面目に働いていても、会社の事情によって、職を失う可能性は誰にでもあります。
だからこそ、解雇は誰にでも起こり得る事だから、その事で自分を責めすぎない、そして、常に次のチャンスに備えるという心構えが大切だと思います。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

