8月頃、職場について、ロッカールームで着替えていると、同僚の元気のなさに気がついて、「どうしたの?大丈夫?」って聞いてみました。
聞いた途端に同僚の目から涙がポロポロ。
具合悪かったら、昨日に引き続き、今日も休んだら良かったのに。
そうなんだけど、、、。実は、旦那が大腸癌ステージ1って、言われたの。
ビックリしました。
事の始まりは、旦那さん(52歳)のお母さんの腸に沢山のポリープができていたようで、旦那さんもチェックするようお母さんから言われたそうです。
それで、ファミリードクターから、大腸内視鏡検査(colonoscopy)をするよう紹介状を書いてもらって、大腸内視鏡検査をしたそうです。
大腸内視鏡検査が終わるなり、お医者さんから「旦那さんは、ステージ1の大腸癌です。」と言われて、頭が真っ白になったと言います。
その報告の仕方も酷くて、前置きの言葉もなく、無表情な表情でサラッと言われたので、ショックもかなり大きかったそうです。
ストレスな日々
そんな突然な宣告をされ、ショックのあまり、何一つ質問も出来ず帰宅したそうです。
その大腸内視鏡検査の詳しい結果報告は、2週間後。
その時に詳細を聞けるのですが、何も質問が出来なかっただけに、それまでの期間、今後の事を考えたりと、精神的にもかなり辛い様子でした。
それでも、家にいると旦那さんの大腸癌の事ばかり考えるので、仕事に行く方が良いと言って、仕事に来ていました。
大腸内視鏡検査の結果
大腸内視鏡検査の結果は、やはり癌かもしれないと言われたそうです。
そして、もしかしたら、ステージ3くらいかもしれないと、、、。
腫瘍(tumor)の大きさは、カナダ1ドルコインの大きさ(26.5mm)くらい。
思っていたよりよくない結果に同僚もかなり落ち込んでいました。
でも、周りの人達からのサポートもあって、出来るだけポジティブに考えるようにしていました。
手術は、10月中旬
大腸癌かもしれないという事で、早速10月中旬に手術が行われる事になりました。
長時間の手術でしたが、無事に終わって、同僚もホッとしていました。
手術後の翌日から、旦那さんも少しずつ食事を摂るようになって、痛みも徐々に和らいでいき、予定より早く退院できるようになりました。
「早く退院出来て良かったね。」と話をしていました。
病理学報告書 (Pathology report)の結果
手術中に除去された腫瘍が、癌であるかどうか検査されていました。
その結果がでました。
なんと、大腸癌ではなかったそうです。
本当によかったです。
今までのストレスレベルを考えると、かなり大変だったと思います。
でも、無事全てが上手くいって、本当によかったです。
女性1位、男性2位には、大腸癌死亡
参考:がん情報サービス
1位 2位 3位 4位 5位 男女計 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位 男性 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位 女性 大腸 肺 膵臓 乳房 胃 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸10位 がん死亡数の順位(2021年)
日本のがん情報サービスの情報によると、日本では、女性1位と男性2位に大腸癌死亡が多いようです。
今回、同僚の旦那さんが大腸癌かもしれないっていうを聞いてから、私も一度、大腸内視鏡検査(colonoscopy)をした方がいいなぁと改めて思いました。
みなさんも一度検査してみて下さい。
さいごに
カナダで、癌の治療となると、その治療期間もかなり長くかかるのかと思いました。
でも、今回は大腸癌かもしれないと言われてから、2ヶ月程で手術も終了。
旦那さんは、カナダ市民なので、今回の手術代も無料で済みました。
とにかく、無事に全てが終わって、本当によかったなぁと思いました。
それでも、やはり同僚とその旦那さんには、今後の事について話があったそうです。
癌を想定して、もし次回に癌になった場合の治療方法は、こんな方法があると言う説明まであったそうです。
同僚の旦那さんは、苦しむのが嫌だから抗がん剤治療はしたくないと意志を伝えたそうです。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。