「やっと永住権取得の夢が叶いました。」という嬉しさも束の間。
生活をしていくには、収入源が必要。
失業率を比べてみると、2022年9月、日本の失業率は2.6%、カナダの失業率は、5.2%。
カナダの方が、常に日本より失業率は高い。
そんな中での仕事探しとなります。
私の場合も同様、カレッジを卒業後は出来るだけ早く、仕事に就きたいって思ったので、即座に仕事探しでした。
カレッジ卒業後の私の仕事探し
カレッジへ通う以前、ナースなら卒業後、すぐに仕事に就けるよって言われても心配で仕方がありませんでした。
それに卒業したとしても、ナースとして正式に働くには、オンタリオ州の試験に合格する必要がありました。
だから、どうしようかと、、、。
そしたら、クラスメイトからこんな提案がありました。
『Nursing Graduate Guarantee Program 』っていうプログラムがあって、仕事したいと思う職場が受け入れてくれるようなら、このプログラムを通して、准看護師の仮免許のサポートをしてくれるというのです。
その当時の仮免許の期間は、このプログラムに合わせて6ヶ月間。
それで、早速、履歴書を送信して、上手い具合に受け入れてくれたのが現在の職場。
『Nursing Graduate Guarantee Program』で、受け入れられたのは、その当時たったの3名。
ラッキーだったと思います。
6ヶ月間、正社員と同様の給料がオンタリオ州から支給され、その上メンターとなるナースの人が手取り足取りと色々と教えてくれました。
だから、凄く勉強になった時期でもありました。
でも、問題はオンタリオ州のテストです。
仮免許の期間で、オンタリオ州のテストに落第すると、即座に職場に連絡が入って、仮免許停止となるそうです。(実際、そうなった同僚が、その事について話をしてくれました。)
だから、州テストに合格した時は、本当に嬉しかった時でした。
これが、私の今の職業に就くまでの話でした。
出来れば、カレッジや大学のCo-op programを利用
もし、大学やカレッジに行くのであれば、、、。
友達の提案は、『カレッジや大学などの受講するコースにCo-opプログラムがある事。』あれば、仕事に就ける可能性が高くなる。
履歴書にも、もちろんその事を書けるし、それにもしかすると、そのCo-opプログラムに参加した職場から、気に入ってもらえて、将来的にその仕事に就く事が可能かもしれません。
Co-opプログラム/インターンシップとは、カレッジや大学などが(受講コースにより、異なる)行っているプログラムの一つで、その受講コースのキャリア分野で、働く経験が積めます。
いろんな方法で、仕事に就く
もちろん、私が上記で話した以外にもいろんな方法で就職が可能です。
街を歩いていると、時々目にする求人募集。
気になる求人募集はメモを取っておいて、すぐにレジュメ(履歴書)を持っていきましょう。
実際、私は求人の募集がしてなくても履歴書を持っていった事も多々あります。
メールで送信すると簡単に消されてしまうから、出来れば履歴書を直接持って行った方が良いというのです。
頑張る友人から「履歴書を30枚程配ったよ。」という話も聞いた事があります。
レジュメを配ってから、しばらくして連絡がない場合は、一度連絡を入れてみるのも良いかもしれません。
口コミ、知人の紹介などを利用して、仕事を見つけたっていう人達の話をよく聞きます。
私の友人達も最終的には、そうやって仕事に就くことが出来ました。
こんな感じで、、、。
- 一度カナダを離れて、何年か後に戻ってきた友人は、ご近所さんの紹介で翻訳の仕事につく事ができた。
- 知り合いから「政府機関で、求人募集をしているからと申し込んでみたら、どう?」と言われて、申し込んだら最終的に就職できた。
ボランティアをするのもオススメの一つです。
そのボランティアから自分の事をよく知ってもらう事も出来るし、そこからネットワークが広がって、仕事に就けるかもしれません。
頻繁に行われるJob Fairを利用して、参加してみるのも良いと思います。
仕事を探しているときは、次々にいろんなJob Fairなどのイベントしましょう。
またMeet upを利用しての仕事探しも可能。
いろんな求人のサイトから、仕事を探して、履歴書の提出。
JOB BANK カナダ政府が運用している求人募集のサイト。
Monster カナダ最大の求人募集のサイトの一つ。
人材カナダ 日本語で書かれていて、日本人を対象とした求人募集のサイトです。
上記以外にもいろんな求人募集のサイトがあります。
それでも安定した仕事に就けない(Better Jobs Ontario)
Better Jobs Ontarioは、オンタリオ州のプログラムで、どうしても仕事に就けない人達(派遣社員、若者、社会扶助など)にスキル トレーニングと経済的支援を提供してくれます。
プログラムを通して、スキルトレーニングを受け、その後仕事に就く事が可能です。
詳細は、Better Jobs Ontarioを参考にして下さい。
さいごに
何かと物価も上がり、出費も増える今日この頃。
収入源となる仕事に無事就けると、ホッとしますよね。
就職活動を始めた頃は、私もかなり焦っていましたが、結局なんとか収まりました。
仕事をして、キャリアが積めたら、また次にレベルアップしても良いし、、。
探していれば、きっとやってみたい仕事が見つかる筈。