何歳で定年退職しようかと、ふと考えてしまいます。
定年退職となると、一番気になるのがお金。
そして、お金以外に今の仕事(准看護師)で、どれだけ働き続ける事が出来るかも課題のうちの一つ。
旦那は、「いつもそんなに疲れていて、後何年働く事が出来るの?」と笑いながら、問いかけてきます。
定年退職の年
定年退職年齢は、55歳
同僚Lと話をすると、彼女は55歳には、定年退職したいと思っているようです。
その理由
- 今まで、同僚Lの妹さんが、フィリピンに滞在して、母親の面倒をみてくれてたから、次は同僚Lが母親の面倒を見てあげたい。
- 准看護師の仕事は大変だから、60歳まで働く気はないし、それまで体力がもつかどうかわからない。
同僚Lの場合、頻繁に残業をしています。(残業、2シフトを働くので、8時間超えると時給が1.5倍。時間交渉可能)
だから、55歳には、『定年退職』って言うのかもしれません。
同僚Lの母親もカナダに移住できれば、一番良かったのですが、どうやらカナダが、好きではなかったそうです。
仕方ないですよね。人それぞれです。
定年退職年齢は、60歳
60歳くらいかなぁと思っているのが、私ですが、、、。
CPP(Canada Pension Plan、年金制度)
働き出すと、仕事先の会社などの給料から、CPPは自動的にお給料から引かれます。
そのCPPの受給年齢は、標準年齢は65歳で、早くて60歳から、遅くて70歳から受給を開始できるそうです。ただ早期に受給する場合は月額が少なくなり、70歳から受給を始めると最大額を受け取る権利があるそうです。
OAS(Old Age Security、老齢保障制度)
年金を受給するには、65歳以上である必要があります。2023年から2029年の間で、67歳に変更になる予定。
OAS年金の額は、18歳になってからカナダに住んでいた期間によって決まります。カナダに40年以上住んでいる場合は、満額の年金を受け取る権利があります。そうでない場合、例えば、18歳から30年間カナダに住んでいたとしたら、OAS年金の全額の30/40(75%)を受け取る事ができます。
2022年の平均CPP(Canada Pension Plan)月額は、702.77ドルで、最大額は1,253.59ドルに設定されています。OAS(Old Age Security)の月額上限は642.25ドルです。両方から、最大額を受け取ったとしても、年間22,750ドル(月額1895.83ドル、181,777円 2023年1月現在)しか受け取る事ができないようです。政府の給付金だけでは、退職後の生活を支えるのに十分ではありません。そのため、RRSPと個人の貯蓄を強化する事が重要になってきます。
カナダの年金の事を考えると、60歳で定年退職をしても、65歳までの5年間、何らかの収入が必要になってきそうなので、この5年間は働く必要がありそうです。
参考ウェブサイト OAS Government of Canada, CPP Government of Canada, Spring financial
定年退職が65歳以上の看護師さん達
定年退職73歳
実際、何年か前に73歳まで、働いていた正看護師の人がいました。私の職場では、最高年齢。
15:00〜23:00までのシフトで、週に5日の出勤。
病欠で休むという事が、殆どなかったそうです。
旦那様に先立たれ、自宅に一人でボーッとしてるようなら、仕事に行った方が良いって思い、働き続けたそうです。
定年退職96歳
そんな73歳の看護師さんが、まだ働いていた頃、このアメリカのFlorenceさん(下記youtube)が高年齢で、病院で働いていた事を教えてあげました。あれから、時が経って、去年、2022年に退職されたようですね。
新型コロナ感染の中、去年まで働かれていたとは、脱帽です。
2022年アメリカ最高齢の現役看護師が 96 歳で退職
さいごに
同僚Lの理由を聞くと、私も出来るだけ早く定年退職したいなぁと、思ってしまいます。
60歳くらいまでは、働かないといけないように思うのですが、可能であれば出来るだけ早く定年退職して、自由になった時間を私も彼女のように、親孝行に費やしてみたいものです。
そう思うと、同僚Lの考えが、本当に素晴らしいアイデアに思えて仕方がありません。
どうにか、実現出来るような方向へ向かえば、良いなぁと思います。