今でもふと思う、今の職場で働いて一番最悪だったのは、あの12月24日のシフト(15:00〜23:00の仕事時間帯)かもしれません。
次から次へと何かが起こったシフトは、他にはなかったような気がします。
仕事を初めて2、3年経った頃で、仕事自体にも慣れてきた頃でした。
それでも、なかなか全てが上手く終わらず、残業となりました。
仕事の量
その日、職場に来ると、仕事の量が既に2倍になっていました。
と言うのも、普段は40人の患者さん達に対して、2人の准看護師がつきます。
でも、その日は私一人で、40人担当。
もちろん、正看護師も手伝ってはくれるものの、40人全ての人達に薬をあげるのは、私の仕事です。
ここで、少しストレス度がアップしました。笑。
どんな事があったか?
この日のシフトは、夕方のシフトで、働く時間帯が15:00〜23:00まででした。
薬をあげる時間帯は、17:00と21:00に集中しています。
16:00 患者Aさん(Resident A)が転倒
通常、老人ホームにいる患者さんの事を”Resident”と呼びます。
15:00から仕事が始まって、16:00頃、『ドスーン』物凄い大きな音が聞こえてきました。誰かが倒れた⁈
その部屋の方に行って、様子を見てみると、患者さんが倒れていました。
どうやら頭を打ったらしい。
早速、正看護師に連絡をして、正看護師と一緒にアセスメント。
頭を打った箇所には、氷を入れたビニール袋を枕カバーやタオルなどにのせ、冷やします。ケガをした箇所の写真も撮ります。Tylenol (痛み止め)やTrazodone(落ち着きのない時)などの薬が必要な場合、患者さんにあげます。
頭を打った場合は、Neuro Vital Signと言って、Neuro バイタルサインを取る事になります。①15分毎にNeuro バイタルサインx 4、②30分毎にNeuro バイタルサイン x 4、③1時間毎にNeuro バイタルサイン x 4、④4時間毎にNeuro バイタルサイン x 2、⑤8時間毎にNeuro バイタルサイン。転倒した時間から、Neuro バイタルサインが始まります。①、②、③、④、⑤の順番でバイタルサインを取ります。最後にはシフト毎、そして合計3日間。
18:00 またもや、患者A(Resident A)が転倒
18:00頃、またもや同じ患者さんが転倒しました。
前回の転倒で、痛み止めのTylenolや落ち着きのない時のTrazodoneをあげたのに、また転倒してしまいました。
18:40 患者Bさん(Resident B)の死去
患者Bさんの奥さんが、18:20頃に私のところに来て、「私の旦那、どうやら寝ているようなので、私はこの辺で帰ります。後は、よろしくお願いします。」と言って帰って行きました。
患者Bさん、せん妄(Delirium)と言う事で、病院で入院していました。丁度1日前に老人ホームへ戻って来た所でした。
奥さんが、患者Bさんが寝ていると言ってたけど、念の為、私が休憩に行く前に大丈夫か確認してみよう。
と思って、確認に行ったら、、、、。
患者さんの部屋の入口に立ってみると、遠くからでもわかりました。
えぇ!!!もしかして⁈既に亡くなってる!
すぐに正看護師に連絡しました。
正看護師が、奥さんや医師に連絡を取ります。
この日は、クリスマスイブで、奥さんになかなか連絡がつきませんでした。
連絡が着いて、奥さんが戻ってこられたのは、夜の10時頃でした。
20:00 患者Cさん(Resident C)が転倒
私が休憩から帰ってきて、夜の薬を患者さん達にあげていると、緊急のベルが鳴り始めました。
患者Cさんが、転倒しました。
今回は、目撃者がいて、患者Cさんは、頭を打っていないようでした。
残 業 (Overtime)
こんな風にいろんな事があると、その出来事について、フォーカスチャーティングをしないといけません。
だから、とてもじゃあありませんが、通常通りの時間23:00に終えるって言う事が不可能になります。
この日は、確か夜中を過ぎてから、自宅に帰ったと思います。
そんな時は、”Overtime”の用紙を記入し、マネージャー宛に提出します。
後日、マネージャーが確認して、残業代を支払ってくれます。
さいごに
いろんな事が起こって、ストレスレベルが上がって行きますが、最後にはその日の仕事は終わります。
だから、出来るだけ落ち着けるように、そして間違えをしないように心掛けています。
このシフトが、10年以上仕事をしてきた中で、一番きつく思い出に残るシフトでした。
最近では、これ程大変なシフトはないので、気分的に楽なような気がします。
もしかしたら、この経験があったからこそかもしれませんね。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。